アウトドア・ライフ・・・スーパービギナーへの道

これから始めようと思っている趣味

 PARTⅠ 自転車を始めようかと思う 

入りやすさ度
 ☆☆☆☆☆


皆さん、新年あけまして、おめでとうございます。
今年もアウトドアをメインに、力いっぱい遊ぶ所存でございます。
よろしくお願いいたします。
\(*^0^)ゞ



という事で、今年の目標ではないけれど、これからチャレンジしたいことを書いてみたいと思います。
「まだ何かやるんかい?」という方もいらっしゃるでしょう。
しかし世の中には楽しい事は無限にあるわけで、これを全部楽しまないと損した気になりませんか?
死ぬ前になって「もっと楽しいことがあったのに」なんて言われたら、死んでも死にきれません!
これを読んでいる方も、イチローと一緒にチャレンジしましょう!


そもそも自転車との出会い

実は自転車は思いっきりハマっていた事があります。
高専の2年生の時、中学時代に新聞配達をして貯めたお金を全部つぎ込んで自転車を組みました。
「組みました」というのは、当時の言い方で、自転車をオーダーする事を言います。
今はスポーツ・バイクと言ったら、専門店かスポーツ量販店に行けば簡単に手に入りますが、
当時は、スポーツ・バイクと言えば「作るもの」だったんです。
もちろん、かなり高額な自転車になるのですが、本格的なものは、そうしないと手に入らない時代でした。
当然「組めるショップ」も数少なく、そういうショップと出会えたのも購入のきっかけでした。
そのショップは熊本市に今もある「スポーツサイクル クシ」です。
そして、当時組んだのが↓の自転車です。なんと、30年近く現役で走っています。(元は取ったぞ!大爆笑!!)

キャンピングの装備を外し、軽量化したランドナー
んと30年近く現役で走っている



ランドナーという種類の自転車をキャンピング仕様に仕上げていました。
フル装備だと、バッグが3つにテント、シュラフを積むことができました。
フレームは「ワンゲル」というメーカーで作ってもらったものでしたが、友人に貸しているいる時に
事故でダメになってしまい、2代目のフレームになっていて、メーカーは良く判りません。(^_^;)
同じ「ワンゲル」でオーダーした記憶があるのですが、よく覚えてないんですよねぇ。

フレームに付いている部品の数々は、ほとんどイタリア製で、TAのクランク、ユーレイのディレイラー、
マビックのリムなど、かなり高級なものが付いています。
壊れて今は亡き部品で惜しかったのは、イディアルのサドル、シンプレックスのフロント・ディレイラーなどです。
オーダーメイドのフレームに、これだけの部品を付けて、当時18万円ぐらいでした。
これを新聞配達で貯めたのですから、かなりがんばったと思います。

こういう自転車を組んで、飾っていたのでは意味がありません。
休みごとに出かけるのは当たり前で、夏休みなどの長期休みでは、家に帰ることもなく、
あちこちを走り回っていました。
九州は2週しましたし、本州も兵庫県まで、四国も半分ぐらい走っています。
一度旅に出ると短くて2週間ぐらい、長い時は1月半の旅でした。

自転車で旅をしようと思ったきっかけは、知る人ぞ知る自転車のマンガ「サイクル野郎」を読んで影響されたからです。
マンガを読んでその気になるところが能天気で自分らしいと今更のように思うのですが、
当時はかなり真剣で、マジに硬派な「サイクル野郎」を目指していたのでした。

話は横道に逸れますが、自転車で旅をするのが趣味でしたが、当然自転車そのものにも興味があります。
なんで自転車にお金をかけたわけですが、そういう自転車好きの集まりもありました。
一番人気はランドナーだったのですが、他にもたくさんの種類があり当然話題に上ります。
当時は自転車旅行に一直線だったのですが、他にも憧れていたカテゴリーがあります。
それは、自転車そのものの魅力を持っている「ロード・レーサー」という種類の自転車で、
これは、人の力で走る車としては最高と思えるほどの自転車でした。
人を乗せて走る事意外の無駄は一切なし、反対に人を乗せて走るための
性能、装備が贅沢に取り付けられているロード・レーサーは、それはそれで魅力のある乗り物だったのです。

特にイタリア製のロード・レーサーは、性能だけでなく、デザインや色など、かなり憧れていたものです。
でも安いので20万円、高いのになると100万円以上という高級な自転車だったので、
新聞配達で貯めたお金ぐらいでは買えません。
ちゃんとしたのだと、国産車でも10万円は下らなかったと思います。
それで「社会人になったらイタリアン・ロード・レーサーに乗ろう」と当時は決心したものです。

イタリアン・ロード・バイクの最高峰「デ・ローザ」


そして今、社会人。
実際に働き始めるとやはり難しいのが時間の確保。
のんびりと何週間も旅行などできるわけがありません。
それに就職したら、仕送りがなくなりバイトもできないので、
驚いた事に学生の時より貧乏になってしまいました。
そんなこんなで、いつのまにかバイクと車を維持するので精一杯になってしまいました。

それから15年経った今・・・。
ある日、スポーツ量販店で何気なく眺めていた自転車。
そこには昔憧れたロード・レーサーが置いてありました。
第一印象は「へぇ~、今時はロード・レーサーをコンプリート(完成した状態)で売ってるんだ」です。
ロード・レーサーと言えば、オーダーが当たり前だったので、乗れる状態で店に陳列している事が
既に驚きでした。

でも、「なんちゃってロード(ロード・レーサーの形はしているが、中身はママチャリ)」ではないかと
疑いましたので、実際手に持ってみました。
これが驚いた事に、ちゃんとしたロード・レーサーなんですよ。
最後にロード・レーサーに触れたのは20年以上前ですから、その当時と比べるのもどうかと思いますが、
当時の高級ロード・レーサーと全く変わりません。

「げっ、これ本物だ・・・幾らで売ってるんだろう?」

「値札、値札っと・・・・。なんと! ろくまん よんせん はっぴゃく え~ん!!」

「やっすぅ~!」 
(。・_・。)

「メ・メ・メ・・メーカーはドコだ???・・ジャイアントぉ???なんじゃそりゃ??」



知っているメーカーはないのかと、慌てて辺りを捜し始めました。
すると目に付くのは、目の前の「ジャイアント」を始め、見たことがないメーカーばかり。
ひょっとして、昔憧れた「デ・ローザ」とか「チネリ」とかのブランドは消滅してしまったのか?
どうも、20年の間に完全に「浦島太郎状態」になってしまったようです。 ( ̄_ ̄ i)タラー
ここから、自転車に対する興味が俄然湧いてきました。

まず本屋さんへダーシュ!!そしてネットで検索、検索・・・・。

そして判った事は以下のとおりです。

・ 昔愛読していたサイクル・スポーツは今も健在。しかし本の大きさが大きくなっている。

・ 「ロード・レーサー」という言い方はもう古い。今は
「ロード・バイク」と言うらしい。

・ どうも一時期盛り上がったMTBのブームが去って、今は「ロード・バイク」が主流のようだ。

・ MTBブームで旺盛になった北米のメーカーが多数日本にも入って来ていた。
 そこに車で言うトヨタに当たる格安高品質の台湾の台湾製メーカーが出てきて幅を効かせている。

・ 「ロード・バイク」の本家、
イタリアのメーカーも健在
 しかも、昔ながらの手作りでフレームを生産しているようだ。当然、今も高い!
 しかし、性能、価格では台湾製と勝負にならず、専らブランド力で勝負しているか、
 生産を台湾のメーカーに委託して安い製品を出しているようだ。

・ 20年の間にフレームの素材が
クロモリ→アルミ→カーボンに変化していた。
 今もクロモリ・フレームは残るが一部のマニアが使うのみとなっている。

・ 自転車部品は、ほとんどのメーカーが淘汰されてしまって、今や、イタリアのカンパニョーロと
 日本のシマノの2大勢力でほとんどを占めている。
 特にシマノは、イタリアン・ブランドも採用するほど、大きな力を持っている。
 ここは日本の底力を見せている感じだ。



いろいろ調べて、だいたい上のような事が判ったわけですが、嬉しかったのは憧れのイタリアン・ブランドが今も健在ってところですね。
最も驚いたのは、格安高品質と言えば、トヨタのように日本製だと思っていたのですが、
この美味しいカテゴリーを台湾に持っていかれているんですね。
日本製と言えば、パナソニックとブリジストンでしたが、パナソニックの方は、細々という感じで、
ブリジストンも「アンカー」というブランドを出してがんばっているものの、「ジャイアント」とは
勝負にならない感じです。
本家のイタリアン・ブランドも台湾メーカーに生産を委託しているというし、自転車業界は、どうなってしまたのでしょうねぇ???

とは言いつつ、やはりイタリアン・ロード・バイクはカッコイイ!!
憧れの「デ・ローザ」「コルナゴ」「ピナレロ」など、昔ながらの工法でがんばっているのは非常に嬉しい。
ちょっと高いけど、「欲しい」のはやはりイタリアン・ブランドだ。


「僕の歩く道」

そうこうしているうちに奥さんが「非常にやばいドラマ」にハマってしまった。
それは、草彅剛主演のドラマ「僕の歩く道」です。
なんとなく、お付き合いで見ていたのですが、な・な・な・なーんと、このドラマに黄色のロード・バイクが登場!!
目に焼きついてしまったのです。
もう、ドラマの中身なんかそっちのけ。
ロード・バイクが気になってしょうがない。
調べてみたら、これまた、な・な・な・なーんと、憧れのイタリアン・ブランド「チネリ」ではないか!!

「チネリ・エストラーダ」



うーん、カッコイイ!!イエローのカラーが眩しいぜ!!
もう、こうなったら、いくら台湾メーカーが良かろうが、安かろうが、イタリアン・バイクしか目に入らんぜ!!
という状態になってしまったのです。
こんな事があったのが約1年前、そして現在に至る。
・ ・・で、ロード・バイクを買ったのか?
まだ買ってないんですよねぇ。
次はその辺りを紹介しましょう。


次は、これからどうやってロード・バイクを購入するか検討していきます。
既にロード・バイクに乗っておられる方は、
よろしく、ご教授ください。(゚∇^*)

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