マリン・スポーツでアウトドアライフ

アウトドア ライフ

マリンスポーツは、陸上には無い非日常的な刺激があります。
ここでは、いろいろなマリンスポーツを紹介して、海の魅力に迫ります。

管理人が楽しんでいるマリンスポーツいろいろ

水上スキー・ウェイク・ボード


友人がジェットスキーを購入したので、水上スキーをやってみました。
その感想です。

正直言って、腰が痛いです!!
ウェイク・ボードをやっている友人も同じ悩みを持っていましたから、
引っ張ってもらう以上、腰痛はある程度の覚悟が必要だと思われます。
10分間、引っ張ってもらえば、もう十分という感じでした。
でも、最初の感想が「腰が痛い」だけではあんまりですね。
どういうスポーツか、触りだけでも紹介しましょう。

水上スキーは2本、ウェイク・ボードは1本の板を使用しますが、基本的な原理は同じです。
雪の上を走る、スキーとスノーボードに似ていると僕は思います。
多分、雪の上をスノーモービルに引っ張ってもらえば、似たようなものではないでしょうか?

最初はどちらも沈んだ状態から、引っ張ってくれるボートに準備OKのサインを出すところから始まります。
最初は、体が沈んでいるので、もの凄い抵抗があるので、かなり力が必要なのですが、
いったん、浮上して水面を滑走し始めると、急に抵抗がなくなり、楽に滑走できるようになります。
難しいのは、この滑走状態に入るまでです。

最初、水の抵抗が大きいところで、まず耐えなければならないこと、そして、
滑走を始めると、急に抵抗がなくなるので、足がすっぽ抜けたように、
体より先に行ってしまい、尻餅をついたようにひっくりかえります。
これはもう練習でタイミングを覚えるしかないのですが、最初の立ち上がって滑走を始めるまでは、
どっちかというと、引っ張るボートの操船技術の上手さが問われます。
要するにボートをうまく加速させられる人に引っ張ってもらえれば、割と早く立ち上がるところまではできます。
リゾートなどで体験する場合は、当然ベテランが引っ張ってくれると思いますので、
かなり楽に立ち上がれるのではないでしょうか?

最近では、ビギナーのために、ロープではなく、ボートのサイドに取り付けた棒にしがみついて、
練習する方法もあるようです。
いずれにしても、立ち上がるまでは、かなり大変ですが、今思えば、ここまでが一番面白かったです。
何度かやると、簡単に立ち上がることができるようになって、その後は、引っ張ってもらうばっかりだったので、自分的にはあまり楽しめませんでした。
それに、腰がすぐ痛くなるので、10分もすれば「止めてくれ〜!!」になるのですが、
引っ張る方は、「え、もう?」という感じになるので、どうもお互い、楽しめないんですよね。
やっぱり金を出して引っ張ってもらった方が本当は良いのかもしれません。
だって、引っ張るほうは、全然面白くありませんから。
それでも何度もやっていると、だんだんターンや、ジャンプなどの技を覚えてきます。
さすがに宙返りまではできませんでしたが、ある程度自由に滑走できるようにはなりましたよ。

さて、水上スキー、ウェイク・ボードを総合的に検証してみましょう。

まず、始め安さなんですが、最近特にウェイク・ボードの人気が出てきたので、リゾートなどに行けば、
気軽に体験できるようです。
さらに立ち上がるところまでは、その日のうちにできるようになると思いますので、始めやすいのは間違いないです。
しかし、問題はそれからです。
先ほど書いたように、ただ引っ張ってもらうだけではすぐに飽きてしまいますし、引っ張る方も大変です。
ですから、できるようになったら、すぐに上を目指さないと、遊び半分では始めたばかりの人と
大差ない状況が続くと思われます。
何を始めるにしても問題になる道具ですが、水上スキーもウェイク・ボードも、それ自体はそんなに高価なものではありませんし、
ジャンプ台を使うなど、特別な事をやらなければ、寿命も長いと思われます。
問題は、どうやって引っ張ってもらうかです。

水上スキーもウェイク・ボードも最大の欠点は、自走できないところです。
引っ張ってもらわなければ、どうしようもありません。
ウェイク・ボードを扱っているショップなどは、リゾートなどよりは、安いのですが、
それでも15分で○千円とかなので、一日滑走するとかなりの金額です。
ですから、もし本格的にやるのであれば、現実的なのは、何人か集まって共同でボートを購入し、
交代で引っ張り合う方法です。
しかし、これにも難関があります。
まず、ボートの免許が必要という事、そしてボートの保管場所、さらには、最近高騰している燃料費です。
イチローの場合、共同で購入したジェットがあり、しかも、普段は車庫に保管できるという恵まれた環境ではあったのですが、
燃料代がハンパでなかったのに驚きました。
ジェットが2ストロークだったので、混合油を購入するのですが、一人当たり5千円以上使っていました。
一日で2〜3万ぐらい使っていたのではないでしょうか?
ジェットだからなのか、ボートとは元々そういうものなのか判りませんが、とにかくあっと言う間に燃料がなくなります。
そんな理由もあってなかなか続かないのが実態でした。
最近、ウェイク・ボードをやっている仲間に聞いてみたら、腰痛の関係もあるんだそうですが、
一日当たりに練習する時間は、やはり少ないそうです。
その代わり、トランポリンなどを使って、ループの練習をするなど、イメージ・トレーニングや、
基礎体力作りが主体のようでした。
こういう続け方が一般的なのかもしれません。
スーパービギナーを目指して”はじめに”

ジェット・スキー、マリンジェット

水上スキー、ウェイク・ボードを引っ張るジェットの話も少し書いておきましょう。
ジェットは、ヤマハのマリン・ジェットとカワサキのジェット・スキーが2大勢力と思われます。
どちらも愛好者が増えてレースなども開催されたり、カスタマイズのキットが次々の発売されたり、
と結構盛り上がっているようです。

実際、乗ってみた感じでは、真に水上バイクですね。
パワーのあるジェットは、かなりの加速力、スピードが出ますので、
波を超えるだけでもテクニックが必要です。
海のコンディションに関係なく気軽に楽しめるのが魅力でしょう。

難点としては、船の一種なので、当然免許が必要ですし、やはり保管場所が問題になります。
通常のボートのように、港に係留するのは、費用、メンテナンスなど総合的に考えると、無理があります。
マリーナなどに保管する手もありますが、ランニング・コストがかかる上にいつも同じ場所で乗る事になりますから、あまり利用されていないようです。
したがって、自宅車庫の片隅に置いておくケースがほとんどだと思われます。
という事は、ジェットを引っ張るトレーラーが必要になってきます。
ジェット用のトレーラーの上にジェットを乗せっぱなしで、車の横に置いておく、というのが普通のスタイルのようです。
ジェット本体の価格は、船と考えれば、そこまで高価とは言えないでしょう。
バイクよりは高いけど、軽自動車並み、普通車よりは安い、という感覚の価格帯ではないでしょうか。
普通にマジメに働いていれば、買える値段だと思います。
問題は、前述の保管場所、トレーラー、さらにはメンテナンスなど、本体以外のところにも、けっこうお金がかかるところです。
さらに、水上スキー、ウェイク・ボードのところでも書きましたが、燃費が恐ろしく悪いです。
ですから、本体に金をかけなくても、結構な出費を覚悟しなければならないと思われます。

ヨット(クルーザー)

イチローの友人にヨットレースにはまっている人がいて、良く乗せてもらいました。
はっきり言って、イチローがウィンド・サーフィンをやっていなかったら、間違いなくヨットに
はまっていたと思います。
海にいて、エンジンの音は似合わないと思うんですよね。
海では、波、風の音が似合います。
この両方を満喫させてくれるのが、ヨットです。
特にクルーザーは、船体が大きいだけに迫力が違います。
セイルが風を受けて、船体が大きく傾く(ヒールと言います)と、船首が波を切るザーという音が聞こえてきます。
真に自然の力で進むヨットは、ただ自然を感じるだけでなく、自然の力を利用している人間の知恵を
ストレートに感じさせてくれるところが素晴らしいです。
イチローもぜひチャレンジしたいとは思っているのですが、船体の購入も大変ですが、その後の維持も大変です。
一応、夢という事にしているところです。(--、)

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