アウトドア・ライフ・・・スーパービギナーへの道

これから始めようと思っている趣味

 PARTⅠ ボーリングを始めました。 

入りやすさ度
 ☆☆☆☆☆

ボーリングは、当然アウトドアじゃないですよねぇ~。
それでもやり始めたのは何故か?
続いてるのは何故か?
自分でも不思議じゃ~!


ボーリングを始めました。

と言っても、奥さんに付き合って時々投げるぐらいですが・・・。
本当の事を言うと、あまりハマらないですね、ボーリングは。
じゃなんで、ボチボチでもやっているか?という話です。

アウトドア・ライフって、とっても楽しいのですが大きな欠点があると思います。
それは、天候に左右されやすいというところです。

僕は元々、冬と梅雨が大嫌いだったんですが、
このうち冬は、スキーを始めた事と、ウィンド・サーフィンの道具が揃ったのと腕が上がったのもあって、
冬の荒れた海が楽しくなったこともあり、克服したどころか、今では冬が楽しみでもあります。

しかし、梅雨だけは、どうしようもない。
なんとか梅雨を克服しようと思って、インライン・スケートのできる屋根付きの場所を捜したのですが、
正直言って、長くは続きませんでした。
やはり屋根付きともなると、狭いところが多く、路面の質も良いところばかりではありません。
それに、そもそも太陽の下の方が似合ってますよね。
結局、インライン・スケートで梅雨を克服しようという試みは、失敗に終わったわけです。

次に考えたのが、水泳です
これは今でも続いてますので、梅雨対策には良かったと言えます。
外が雨でも屋内プールの中は快適ですし、水中を泳いでいるわけですから、
濡れることに抵抗がありません。

これは梅雨対策にはオススメと言いたいところですが、せっかくの休みの日に、
1~2時間ぐらい泳いで、それだけってのは、どうも満足しませんでした。
なんとなく「遊んだぁ」っていう感じがないんですよね。
それに水泳って、元々梅雨対策ではなく一年中、ちょっと空いた時間にやってますから
遊びというよりは、「体力作り」とか「健康のため」とか、そいういう理由で続いていると思います。
では、なんでボーリングなのかですよね。

そもそもきっかけは、奥さんが行き始めたボーリング教室でした。
ボーリング教室では、無料レッスンの後、参加者でグループを作って、毎週集まろうという企画をやっています。
たまたま梅雨時期だった事もあり、それに僕がノコノコと付いて行ったというわけです。
また、付いて行った理由が「20ゲームすればボールをくれる」という邪道?な理由だったんですけどね。
(´_`。)
とにかく、そういう理由で、始まったわけです。

ボーリングの道具。


ボーリング教室が終わっても、グループの練習日にはインストラクターが来てくれます。
そこでいろいろ教わるのですが、まず驚いたのがシューズです。
ほとんどの方は、ボーリング場でレンタルのシューズを借りていると思いますが、僕はすぐに購入しました。
一番安いのだと2,900円だったんですよね。
目的が20ゲーム投げてボールをゲットするためですから、
1日2ゲームするとして、10回は靴を借りることになります。
レンタル料は、一回300円ですから、×10回で、3,000円でしょ。
これは買った方が得だと、だれでも判りますよね。
そして、購入した靴がこれです。

ボーリングのシューズ。
上から見ると、普通のスニーカーでが・・。
靴底を見ると、なんと非対称。
右利きの場合、
左足が滑りやすい素材でできています。
ただし、かかとは、滑らないようになってます。

なんと靴底が非対称です。
実は、左足は滑りやすく、右足は逆に滑りにくいようになっています。
左足は最後にスライドさせますから、滑りやすい靴底の方が良いわけですね。
ところが、右足は滑ると加速させにくいし、
両方とも滑ると危ないので滑らなくなっているってわけです。

じゃ、レンタルのはどうなってるか?
実は両足共に滑りやすくできているんです。
だから、当然レンタルの靴は不利ということになります。
これは知りませんでした。

蛇足かもしれませんが、カーリングの靴も、そういうふうになっているそうですね。
ボーリングと同じように左足をスライドさせて投げますから。
それと、左足を滑らせて氷上を移動するのですが、両足滑ると当然踏ん張れないので、
右足は滑らないようになっているそうです。
ヘェー!ヘェー!ヘェー

という事で、まずは靴を購入。
で、勢いに任せて購入したのが、こちら、リスタイです。

リスタイには、フック・ボールを投げるために、
手首が曲がらないように
手の甲を支える硬い板が入っている。


ボールに回転をかけてフック・ボールを投げると、ストライクを取りやすいというのは、
誰でも知ってますよね。(えっ?知らない、そ・そ・そんなぁ)

そのフック・ボールがなかなか投げられないのが素人の難しいところ。
で、いろいろ調べると投げる時に手のひらを、まっすぐにしないといけないらしい。
ボールが重いので、これをやり続けるとすぐに手首が痛くなってきます。
そこで登場するのがリスタイです。
手の甲に硬い板を押し当てて、手首が折れないようにサポートします。
これで、グイグイにフックして、バーンとストライクが連発だぁ・・・と思いきや、
なかなか、そうはいかなかったんですけどね。(--、)
で、これが1,500円ぐらいだったかな。

そしてボール。
ボールは20ゲームしたので、無料でゲットしたのですが、指の穴あけ加工と、
中指、薬指の穴に滑り止めのフィンガー・ゴムを入れたので、これで1,500円かかりました。

ボールはハウス・ボールよりは
3ポンド以上重いものを持てる。
手のサイズに合った穴を開けているので
可能になる。
黄色く見えるのは、滑り止めのフィンガーゴム。

という事で、トータルの道具代は、5,000円ぐらいですね。
これって、安い安いと思っていたバトミントンよりもかなり安いんです。
ゲーム代も他のスポーツに比べれば、際立って高いわけでもなく、「これはリーズナブルな趣味だ」
思いました。

そう、何故ボーリングが梅雨対策に良いのかというと、費用が安くて始めやすいというところです。
もちろん本格的に練習すれば、それなりに費用がかかるとは思いますが、梅雨対策ぐらいなら、
前述のような道具があれば、十分ビギナーを脱出してスーパービギナー流に楽しめるわけです。

スーバービギナーなボーリング

ボーリングも競技なので、点を取ってなんぼのゲームです。
したがって何点取れるかでビギナーなのか、スーパービギナーなのかの判断ができます。
普通とちょっと違う目標とは何点ぐらいでしょうか?

まず、プロボーラーを見てみましょう。
だいたい、1ゲーム中にストライクを1・2度外して、それをスペアで確実に取るというのが
勝負どころのようです。
250点~300点(満点)の間で勝負になっているようでした。
当然、こんなレベルを目指すわけではありませんよね。

じゃ、普通のビギナーは何点ぐらい取るのか?
これは人それぞれですが自分の事を考えれば良いので、
だいたい男性で120~150点、女性では100~130点ぐらいではないでしょうか。
これ以上の点数を出すためには、何度か足をボーリング場に運ぶ必要がありますし、
ある程度、ボーリングの知識が必要になるでしょう。

もう一つ、点数(スコア)の考え方として「何点取ったか」ではなく、「アベレージ(平均)がいくらか」という考え方があります。
例えば、「たまにボーリング場に行く」ぐらいのレベルでも、たまに170点ぐらいは出ますよね。(僕ぐらい)
これを170点取ったからまぁまぁとか、200点超えたから満足とかではなく、
安定して取れるスコアは何点か?という話になります。
そういう意味では「一度でもいいから200点を超えてみたい」という目標よりも、
「アベレージを150点」の方が難しいわけです。
ボーリングの場合、一般的にはベスト・スコアよりも、こちらのアベレージを「実力」と見るケースが多いようです。
でも満足度は「200超えた事がある」の方が上でしょうか?(^_^;)

というところまで考えると「だいたいアベレージで、170~180ぐらい、たまに200を超える」
ぐらいの成績で、スーパービギナーとして合格というのはいかがでしょうか?


スーバービギナーなボーリング

ボーリングの醍醐味はストライクの快感だと思います。
スペアを一度も外さなくても、180点ぐらいなので、
アベレージで180前後、200アップしようとするなら、必ずストライクが必要です。
ここで重要なのは、ストライクは、偶然出るものではなく、狙って出すものだという事です。

単純に真ん中のピンに当たっただけではストライクにはなりにくいものです。
プロはそういうところをちゃんと知っていて、ストライクを狙って投げます。
だから連続でストライクが出せるわけです。
さらに付け加えるとすれば、このストライクを取りに行く方法が凝っているところが
ボーリングの面白さだと思います。

コントロールが良い、力があるなどの条件ではないボーリングの面白さがあります。
そういう意味では、単にスコアが伸びるというよりは、「綺麗なストライク」を取る快感に
ハマってしまう人も少なくないと思います。
僕もその一人ですし。

さて、ストライクの取り方などはボーリングの専門サイトを参考にしていただければOKなので、
ここでは、ビギナーを脱出する方法に絞って紹介しましょう。
とにかくボーリングをより楽しむには、「フック・ボール」を覚えることです。
理屈はともかく、綺麗にフック・ボールを投げる事ができて、「ストライク・ポケット」に入れば、
「綺麗なストライク」が取れます。
力が無くても、多少コントロールが悪くても、「綺麗なストライクを取る快感」を味わうことができます。

そこで、その「フック・ボール」に必要なのが「マイ・ボール」です。
ハウス・ボールじゃ無理とは言いませんが、やはり「マイ・ボール」を使い始めると、あとに戻れません。
それぐらい威力が違います。
ビギナーを脱出する方法は簡単です。
僕のようにキャンペーンでも何でもいいので、「マイ・ボール」を手に入れることです。キッパリ!!

ちなみに「フック・ボール」とは何かを、ちょっとだけ説明します。
普通に真っ直ぐボールが転がっていくのを「ストレート・ボール」、
単純にグングン曲がっていくのを「カーブ・ボール」と言います。
それに対して、「フック・ボール」は、レーンの2/3ぐらい直進して、残りの1/3で、方向を変え、
斜めにピンを目指します。
ストライクになる確立が高い理想的な、角度は6度で、この角度は、レーンが長いため、
フック・ボールでなくては難しいし、回転をかけることで、ピンに当たってもボールが、押し戻されない
パワーが生まれます。


マイ・ボールとハウス・ボールの違い

ボールの種類が違うわけではありません。
じゃ何が違うかと言うと、「指の穴の開き方」が違います。
ハウス・ボールの穴に比べると、マイ・ボールの場合、
親指の穴(サム・ホール)と中指・薬指の穴の間が大きく開いています。
しかも中指と薬指の穴は、第一関節しか入らないぐらい浅くしか空いていません。
当然、指で摘むようには持てず、手のひらに乗せる感じで支えることが精一杯です。
これがマイ・ボールとハウス・ボールの違いです。

ボーリングを楽しむためには、何が何でも「フック・ボール」を投げなければいけません。
「フック・ボール」はボールが回転する事で生まれます。
マイ・ボールは、「フック・ボール」を投げるために回転させ易いようにできてるわけです。
握っているボールを単純に放すだけでは回転などかかりませんから、理屈で言えば、中指と薬指で
穴を引っ掛けるように回転をかけます。
この強烈な回転で、フック・ボールの角度、威力が増すわけです。

という事で、握っている手を放すことで投げるハウス・ボールでは、フック・ボールを投げられないし、
それではボーリングを楽しむことにならないのが、お判りいただけたと思います。
ですから、まずはマイ・ボールをなんとしてでもゲットする、さらに靴を購入すれば経済的、
あとは好みでリスタイを買うかどうかというところでしょう。
ここまでやって、ビギナーを脱出する準備が整ったという事です。


指導者は絶対に必要だと思う

なんでもそうですが、やはり教えてくれる人がいるのと、そうでない場合とでは、
上手になるスピードが違いますし、楽しさも違ってきます。
僕は、まだまだ始めたばかりなので偉そうなことは書けませんから、知っておかないといけない事、
知っておいた方が良い(楽しい)事を書いておきます。

正しいフォーム ボーリングのボールは重いので、野球のボールのように
腕の力かげんでコントロールできません。
ボールの重さを利用してコントロールします。
スパット・ボーリング ピンを見ないで、レーンに書いてあるスパットを目印に投げる方法。
ピンは感じる以上に遠くにあるので、スパットを利用した方がコンtロールしやすい。
レーン・コンディション レーンには、ボールが滑るオイルが途中まで塗ってあって、
これがレーンごとに違いがある。
また、同じレーンでも時間によってオイルの状態が変わる。
スペア・アングル スペアを取るための基本的なスパットの狙い方。


もっといろいろ書きたいのですが、とりあえずこれだけはという項目が上の表です。
上記のようなことは、「今日は暇だからボーリングでもしようか」のようなノリでは、知らない事だと思います。
もちろん、知らなくても高得点の可能性はありますが、ボーリングの「楽しさ」が違うと思います。
逆に、単純にコントロールとパワーだけでは、ボーリングが面白いわけがありません。
やはり正しい知識を知っておくのは必要なことだし、そのためには教えてくれる先生なり
教科書なりが必要です。
そうでないと高得点を出したことがあるだけのビギナーで終わってしまいますよ。
 

楽しんでいるだけでも、それなりの成果があるものだ。


僕が奥さんにくっついてボーリングを始めてから、しばらくして、無料のボーリング教室が開催されたので、これに参加しました。
で、さらにいろいろ教わって、それなりに回数もこなしてきました。
最初は、点数など気にせず、綺麗にボールをフックさせて、「ストライク」を狙う、そして、
スペアを確実に取るという事を重点に練習しました。
それまでとは狙うところからして違うわけですから点数はいきなり落ちますが、しばらくすると
点数もまとまってくるようになりました。
具体的には、アベレージが130点ぐらいで、最高が178点だったのが、
半年後のアベレージは150点ぐらい、最高は207点を記録しています。
ハイスコアはなかなか伸びませんが、アベレージは、まだまだ上がってるような気がします。
というのも、「スペア・アングル」を使って、スペアをほとんど外さなくなったのが大きいです。
あとは、ストライクの数によって点数が上下しますので、この辺りがまとまってくれたらな、
というのが最近の希望です。


それでもアウトドア派なんですけど・・。

ここまでボーリングを勧めていますが、イチロー的にはやはりボーリングはインドアな趣味で、
あくまでも天候が悪い時の楽しみです。
ですから、まだまだスーパービギナーの領域にも達していないと思いますが、
燃えに燃えて練習するレベルではありません。
点数はともかく「綺麗なストライク」を取れるように、ちょくちょくボーリング場に通いたいと思っています。

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